英会話サービスの比較と選び方

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オンライン英会話の効果は?伸びる人の特徴と効果を高める使い方

「オンライン英会話って本当に効果があるの?」「レッスンを続けているのに、話せるようになった実感がない」。オンライン英会話を始めようか迷っている人や、続けているのに手応えを感じられない人は、こんな疑問を持っているのではないでしょうか。

先に結論をお伝えすると、オンライン英会話は「英語を口に出す機会」を手軽に増やせる学習方法で、効果の感じ方は使い方によって大きく変わります。レッスンを受けるだけで自然に話せるようになるとは言い切れません。ただ、予習・復習を組み合わせたり講師の選び方を工夫したりすることで、学んだことを定着させやすくなります。

この記事では、オンライン英会話で期待できる効果と期待しにくいこと、効果が出やすい人・出にくい人の違い、そして効果を高める具体的な使い方(予習・復習・同じ講師を選ぶ)を順に解説します。良い面だけでなく注意点もお伝えしますので、自分に合った使い方を決める参考にしてください。

この記事の要点

  • オンライン英会話は「話す練習の量」を増やしやすい一方、単語や文法の知識は別に補う必要があります
  • 効果の差は、目的の明確さ・予習と復習の有無・続け方によって生まれやすいです
  • レッスン前に話す材料を準備し、レッスン後に言えなかった表現を復習するのが基本です
  • 同じ講師を続けて選ぶと成長を確かめやすい反面、慣れによる「なれ合い」に注意が必要です
  • 効果には個人差があるため、無料体験などで自分に合うかを確かめてから始めると安心です

オンライン英会話で期待できる効果と、期待しにくいこと

まずは、オンライン英会話で「何が伸ばしやすく、何が伸ばしにくいか」を整理しておきましょう。ここを知っておくと、レッスン以外に何をすればよいかが見えてきます。

期待できる効果

オンライン英会話の大きな特徴は、自宅などからパソコンやスマートフォンで講師と英語で話せることです。通学型のスクールに比べて移動の時間がかからないため、忙しい社会人や学生でも英語を話す時間を確保しやすくなります。

こうした特徴から、次のような効果が期待できます。

  • 英語を口に出すことへの抵抗が減る(人と英語で話す経験を積み重ねられる)
  • 知っている単語や文法を、実際の会話で「使える」状態に近づける
  • 相手の英語を聞き取り、すぐに反応する練習ができる
  • 講師とのやり取りの中で、自分の弱点(言えない表現・間違えやすい文法)に気づける

期待しにくいこと

一方で、レッスンだけで単語や文法の知識を大きく増やすのは難しい面があります。レッスン時間は限られており、その多くは会話の練習にあてられるためです。会話の中では、そもそも知らない表現は口から出てきません。

つまり、オンライン英会話は「インプットした知識を使う練習の場」と考えると効果を実感しやすくなります。知識を増やす勉強(単語・文法・音読など)は、レッスンとは別に組み合わせるのがおすすめです。

注意

「とりあえずレッスンを受けていれば話せるようになる」と考えていると、同じ表現ばかり使って伸び悩むことがあります。レッスンの前後に何をするかが大切です。

効果が出やすい人・出にくい人の違い

同じサービスを使っていても、効果を感じる人と感じにくい人がいます。その差は才能よりも、使い方や準備のしかたにあることが多いと考えられます。違いを表にまとめました。

観点 効果が出やすい人 効果が出にくい人
目的 「仕事の会議で意見を言いたい」など具体的 「なんとなく話せるようになりたい」
レッスン前 話したいことや表現を準備している 何も準備せずに始める
レッスン中 新しい表現を試し、分からないことを質問する 知っている表現だけで乗り切る
レッスン後 言えなかった表現をメモして練習する 受けたら終わりにしている
続け方 無理のない頻度で習慣にしている 最初に詰め込みすぎて途中で止まる
基礎知識 単語や文法の勉強を並行している レッスンだけで済ませようとする

目的がはっきりしている

目的が具体的だと、レッスンで話すテーマや覚えるべき表現が絞り込めます。たとえば「海外旅行で困らない」が目的なら、ホテルやレストランの場面を重点的に練習するといった選択ができます。

基礎の勉強を並行している

前の章でお伝えしたとおり、レッスンは知識を使う場です。中学レベルの文法や基本的な単語に不安がある場合は、独学での基礎固めと組み合わせると、レッスンで話せる内容が広がります。独学の進め方は英会話を独学で身につけるやり方【初心者向け3ステップ】で紹介しています。

続けられる仕組みがある

英会話は短期間で劇的に変わるものではなく、積み重ねで少しずつ変化していくものです。「平日の朝に受ける」など時間を固定すると習慣にしやすくなります。続かないことに悩んでいる人は英語の勉強が続かない人へ|理由別の対策と習慣化の3つのコツも参考にしてください。

なお、今「効果が出にくい人」に当てはまっていても心配はいりません。次の章から紹介する使い方を少しずつ取り入れることで、レッスンの中身を変えていくことができます。

効果を高める使い方①予習で「話す材料」を準備する

予習の目的は、レッスン中に「言いたいのに言えない」時間を減らし、新しい表現を試す余裕を作ることです。準備なしでレッスンに入ると、考えているうちに時間が過ぎてしまいがちです。

教材を使うレッスンの場合

サービスの教材を使う場合は、次に進む課の単語や例文に目を通し、声に出して読んでおきましょう。意味が分からない単語は事前に調べておくと、レッスン中は「使う練習」に集中できます。教材に質問が載っていれば、自分の答えを英語で考えておくのも効果的です。

フリートークの場合

フリートークは自由度が高いぶん、準備しないと毎回同じような話題になりやすいです。話したいトピックを2〜3個決め、言いたいことを短い英文で書いておくと、会話の幅が広がります。書いた英文がうまく作れなかった部分は、レッスンで講師に「これは自然な言い方ですか?」と確認するとよいでしょう。

  1. 次のレッスンで話すテーマ(教材の課・フリートークの話題)を決める
  2. 使いそうな単語・表現を調べてメモする
  3. 言いたいことを短い英文にして、声に出して読む
  4. 講師に質問したいことを1つ用意しておく

予習は短時間でも大丈夫

予習に長い時間をかける必要はありません。忙しい日は「話したい文を1つだけ準備する」程度でも、何もしないより落ち着いてレッスンに臨めます。続けられる量にすることを優先しましょう。

効果を高める使い方②復習で「言えなかった」を「言える」に変える

復習は、オンライン英会話の効果を左右する大切な時間です。レッスン中に気づいた「言えなかった表現」や「直された間違い」は、そのままにしておくと忘れてしまいやすく、次のレッスンでも同じところでつまずきます。

レッスン直後にメモを残す

記憶が新しいうちに、言えなかったこと・講師に言い換えてもらった表現・間違えた文法をメモしましょう。サービスによっては、レッスン中のチャット欄や講師からのフィードバックが残るものもあります。どのような記録が残るかはサービスごとに異なるため、詳しくは各サービスの公式サイトでご確認ください。

声に出して練習し、次のレッスンで使う

メモした表現は、読むだけでなく声に出して何度か言ってみましょう。復習した表現を次のレッスンで実際に使ってみることで、「知っている」から「使える」に近づきます。使えた表現には印を付けておくと、自分の成長が目に見えて分かります。

自分の話し方を振り返る

自分の英語を録音して聞き返すと、言葉に詰まる場面や発音のくせに気づきやすくなります。ただし、レッスンの録音・録画が認められているかはサービスの規約によって異なります。レッスン自体を録音するのではなく、復習時に自分ひとりで話した英語を録音する方法なら気軽に取り入れられます。

復習のチェックリスト

  • 言えなかった表現を英語でメモした
  • 講師に直された文を正しい形で書き直した
  • メモした表現を声に出して3回以上言った
  • 次のレッスンで使いたい表現を1つ決めた

効果を高める使い方③同じ講師を続けて選ぶメリットと注意点

オンライン英会話では、レッスンごとに講師を選べるサービスが多くあります。毎回違う講師にするか、同じ講師を続けて選ぶかは迷うところですが、効果を確かめやすいのは同じ講師を続けて選ぶ方法です。

同じ講師を選ぶメリット

  • 自己紹介をくり返す必要がなく、レッスン時間を練習にあてられる
  • 講師があなたの苦手や間違えやすい点を把握し、指摘してもらいやすい
  • 前回の内容を踏まえたレッスンになり、成長を確かめやすい
  • 緊張しにくく、新しい表現を試しやすい

同じ講師を選ぶときの注意点

  • 講師があなたの英語に慣れてしまい、多少分かりにくい英語でも通じてしまう
  • 話題や表現がワンパターンになりやすい
  • 人気の講師は予約が取りにくい場合がある

おすすめは、普段は相性の良い講師を中心に受けつつ、ときどき別の講師も試す方法です。初めて話す相手に通じるかどうかを確かめることで、慣れた講師との間では気づけなかった課題が見えてきます。

また、講師に「間違いはその場で直してほしい」「もっと自然な言い方を教えてほしい」など、希望をはっきり伝えることも大切です。お願いしないと、会話の流れを優先して細かな間違いを指摘されないこともあります。講師の固定のしやすさや予約のルールはサービスによって異なるため、詳しくは公式サイトでご確認ください。

自分に合うオンライン英会話の選び方と、効果の確かめ方

ここまでの使い方を実践するには、自分の目的や生活スタイルに合ったサービスを選ぶことも欠かせません。合わないサービスを選ぶと、予習や復習以前にレッスンを続けること自体が負担になってしまいます。

選ぶときに見るポイント

サービス選びのチェックポイント

  • 目的に合った教材やコースがあるか(日常会話・ビジネス・試験対策など)
  • 講師の特徴(英語を母国語とする講師、日本語が話せる講師など)が自分に合うか
  • 自分が受けたい時間帯に予約が取りやすいか
  • 料金体系(回数制・毎日受けられるプランなど)が無理なく続けられるか
  • 予習・復習に使える教材や記録の機能があるか
  • 無料体験があり、始める前に雰囲気を確かめられるか

料金やプランの内容、無料体験の有無と条件はサービスごとに異なり、変更されることもあります。申し込む前には必ず各サービスの公式サイトで最新の情報をご確認ください。

効果を確かめる方法

効果を実感しにくい理由のひとつは、成長が少しずつで自分では気づきにくいことです。そこで、定期的に変化を記録しておくことをおすすめします。

  • 月に1回、同じテーマ(自己紹介・仕事の説明など)について1分間英語で話し、録音して聞き比べる
  • 「使えるようになった表現リスト」を作り、数が増えていくのを確認する
  • 「店員に英語で質問できる」など、行動レベルの目標を立てて達成できたかを振り返る

どのくらいの期間で効果を感じるかは、今の英語力・レッスンの頻度・予習と復習の量によって大きく変わります。他人と比べるのではなく、過去の自分と比べることが続けるコツです。

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よくある質問

オンライン英会話は毎日受けないと効果がありませんか?
毎日受けなければ効果がない、ということはありません。大切なのは、無理なく続けられる頻度で予習・復習とセットにすることです。レッスン回数を増やしても準備や振り返りがなければ伸び悩むことがあるため、自分の生活に合ったペースを優先しましょう。
英語がほとんど話せない初心者でも効果はありますか?
初心者でも、英語を口に出す経験を積むという点で役立ちます。ただし、基本的な単語や文法に不安がある場合は、レッスンだけでは話せる内容が限られます。初心者向けの教材を使ったり、独学で基礎を並行して学んだりすると、レッスンを活かしやすくなります。
どのくらい続ければ効果を感じられますか?
効果を感じるまでの期間は、今の英語力やレッスンの頻度、予習・復習の量によって個人差が大きく、一概には言えません。定期的に自分の英語を録音して聞き比べるなど、変化を記録しておくと小さな成長にも気づきやすくなります。
予習や復習の時間が取れない日はどうすればいいですか?
時間が取れない日は、「言いたい文を1つ準備する」「直された表現を1つだけ声に出す」など、ごく短い取り組みでも構いません。完璧を目指して続かなくなるより、少しでも毎回くり返すほうが習慣になりやすいです。
オンライン英会話と英語コーチングはどう違いますか?
一般的に、オンライン英会話は講師と話す練習の機会を得るサービスで、英語コーチングは学習計画づくりや進み具合の管理など、学び方そのもののサポートを重視したサービスです。自分で予習・復習を回せる人はオンライン英会話、学習の管理まで任せたい人はコーチングを検討するとよいでしょう。サービスの内容は事業者によって異なるため、詳しくは各公式サイトでご確認ください。

まとめ:オンライン英会話は「使い方」で効果が変わる

オンライン英会話は、英語を話す機会を手軽に増やせる学習方法です。ただし、レッスンを受けるだけで話せるようになるとは限らず、効果の感じ方は使い方によって大きく変わります。

効果を高めるために、まずは次の3つを意識してみてください。予習で話す材料を準備し、復習で言えなかった表現を使えるようにし、相性の良い講師と続けて練習することです。あわせて、単語や文法などの基礎を独学で補うと、レッスンで話せる内容が広がっていきます。

これから始める人は、目的や生活スタイルに合いそうなサービスをいくつか選び、無料体験がある場合は実際に受けてみて比べるのがおすすめです。すでに続けている人は、次のレッスンで「話したい文を1つ準備する」ことから試してみてください。