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英語の勉強が続かない人へ|理由別の対策と習慣化の3つのコツ

「今年こそ英語を」と意気込んで教材を買ったのに、気づけば1週間ほどで開かなくなっていた。そんな経験がある人は少なくないと思います。英語の勉強が続かないと、「自分は意志が弱いから」と落ち込んでしまいがちです。

ただ、続かない原因の多くは、意志の強さよりも勉強のやり方や計画の立て方にあります。目標が大きすぎる、勉強する時間が決まっていない、成果が見えないといった「続かない理由」が分かれば、それぞれに合った対策を選べます。

この記事では、英語の勉強が続かない主な理由ごとの対策と、習慣にするための3つのコツ(時間を決める・小さく始める・記録する)を紹介します。最後に、一人で続けるのが難しい人に向けて、オンライン英会話や英語コーチングなどのサービスを使うときの考え方もまとめます。

この記事の要点

  • 英語の勉強が続かない原因は「意志」より「やり方」にあることが多い
  • まずは自分に当てはまる理由を見つけ、それに合う対策を1つ選ぶ
  • 習慣化のコツは「時間を決める」「小さく始める」「記録する」の3つ
  • 一人で難しいときは、予約や伴走がある学習サービスで「続く仕組み」を作るのも選択肢

英語の勉強が続かない主な理由

英語の勉強が続かない理由は人によって違います。対策を考える前に、まずは自分がどのパターンに当てはまるかを確認してみましょう。次のチェックリストで、思い当たるものを探してみてください。

続かない理由チェックリスト

  • 何のために英語を勉強するのか、はっきりしていない
  • 「毎日1時間」「半年でペラペラ」など、最初から目標が大きい
  • 勉強する時間帯が決まっておらず、「時間ができたらやる」になっている
  • 上達している実感がなく、やる意味が分からなくなってきた
  • 一人で黙々とやっていて、飽きたり寂しくなったりする
  • 教材が難しすぎる、または種類が多すぎて手が回らない

複数当てはまる人も多いはずです。ただ、すべてを一度に直そうとすると、それ自体が負担になって続かなくなります。一番強く当てはまる理由を1つだけ選んで、次の章の対策から試してみてください。

また、「続かなかった」という経験そのものは失敗ではありません。どこでつまずいたかが分かれば、次は同じところでつまずかないように計画を立てられます。過去の挫折は、自分に合うやり方を見つけるための材料だと考えましょう。

続かない理由別の対策

ここでは、チェックリストの理由ごとに、取り入れやすい対策を紹介します。自分に当てはまるところだけ読んでも大丈夫です。

目的があいまい→英語を使う「場面」まで具体的にする

「英語ができたらいいな」という気持ちだけだと、忙しい日にはどうしても後回しになります。「海外旅行でレストランの注文を自分でしたい」「仕事で英語のメールを辞書なしで読みたい」など、英語を使う場面まで具体的にすると、何を勉強すればいいかも見えてきます。

目標が大きすぎる→最初の目標を思い切って下げる

最初からやる気があるときほど、高い目標を立ててしまいがちです。しかし、毎日1時間の計画は、残業や体調不良が1日あるだけで崩れてしまいます。最初の目標は「これなら疲れていてもできる」と思える量まで下げましょう。具体的な方法は後の「小さく始める」で説明します。

時間がない→すき間時間と「ついで」を使う

まとまった時間を取ろうとすると、なかなか勉強を始められません。通勤中にリスニング、昼休みに単語を5分、お風呂で今日の出来事を英語でつぶやくなど、すでにある生活の時間に英語を組み込むのがおすすめです。

成果が見えない→小さな変化を記録する

英語力の伸びは、短期間では自分で気づきにくいものです。「覚えた単語の数」「聞き取れたフレーズ」「勉強した日数」など、目に見える形で残すと、積み重ねが実感しやすくなります。

一人で飽きる→人と関わる仕組みを作る

一人での勉強が苦手な人は、家族や友人に「毎日英語をやる」と宣言する、SNSで学習記録を発信する、英会話のレッスンを予約するなど、人と関わる仕組みを作ると続けやすくなります。

教材が合わない→やさしい教材を1つに絞る

難しすぎる教材は、分からないことが多くてつらくなります。「8割くらい分かる」と感じる、少しやさしめの教材を選び、まずは1冊(1つのアプリ)に絞りましょう。教材を増やすのは、最初の1つが習慣になってからでも遅くありません。

習慣化のコツ① 勉強する時間を決める

「時間ができたらやろう」と考えていると、時間はなかなかできません。英語の勉強を習慣にしたいなら、まずは「いつ・どこで・何をするか」を先に決めておくことが大切です。毎回「今日はいつやろうか」と考える手間がなくなるだけで、始めるハードルはぐっと下がります。

おすすめは、すでに毎日やっていることに英語の勉強をくっつける方法です。「朝コーヒーを入れたら、単語アプリを5分」「電車に乗ったら、英語の音声を再生」のように、「〇〇したら△△する」という形で決めておくと、思い出すきっかけが自然に生まれます。

どの時間帯がよいかは、生活リズムによって変わります。朝は予定が入りにくい一方で、早起きが苦手な人には負担になります。夜は時間を取りやすいものの、疲れて後回しになることもあります。次の表を参考に、自分の生活に合う時間を探してみてください。

時間帯 向いている人 やりやすい勉強の例
朝(出かける前) 夜は予定が読めない人、朝型の人 単語の復習、短い音読
通勤・通学中 電車やバスでの移動がある人 リスニング、単語アプリ
昼休み 昼に一人の時間が取れる人 短い文法問題、英文を1つ読む
夜(寝る前) 夜に落ち着いた時間がある人 オンライン英会話、1日の振り返りを英語で書く

時間を決めたら、まずは1〜2週間そのまま試してみましょう。続かなかったら、自分を責めるのではなく「時間帯が合っていなかった」と考えて、別の時間に変えてみれば大丈夫です。

習慣化のコツ② 小さく始める

英語の勉強が続かない人の多くは、最初の目標が大きすぎる傾向があります。やる気がある日の自分を基準に計画を立てると、疲れている日や忙しい日にはこなせません。そして一度できない日があると、「もういいや」とやめてしまいやすくなります。

そこでおすすめなのが、やる気がない日でもできる「最低ライン」を決めておくことです。たとえば「単語を1つ覚える」「英語の音声を1分だけ聞く」「英文を1つ音読する」など、拍子抜けするくらい小さくて構いません。

さらに、「最低ライン」と「できたらやること」の二段構えにしておくと、無理なく量を増やせます。

二段構えの目標の例

  • 最低ライン:単語アプリを1回開いて5問だけ解く
  • できたら:アプリの今日のレッスンを最後まで終える
  • 余裕がある日:オンライン英会話や音読など、もう1つ追加する

最低ラインだけでも、やった日は「できた日」として数えましょう。大事なのは量よりも「毎日英語にふれる流れ」を途切れさせないことです。小さな行動でも続けていると、そのうち自然と「もう少しやろうかな」と思える日が増えていきます。

なお、最低ラインが小さすぎて物足りなく感じるようになったら、少しずつ上げて構いません。ただし、上げるのは一段ずつにして、また続かなくなったら元に戻すくらいの気持ちでいるのがおすすめです。

習慣化のコツ③ 記録する

英語力の伸びは、数日や数週間では自分で実感しにくいものです。成果が見えないと、「このやり方で合っているのかな」と不安になり、やめたくなってしまいます。そこで役立つのが、勉強した記録を残すことです。

記録の方法は、手帳やカレンダーに○をつける、スマートフォンのメモに書く、学習記録アプリを使うなど、自分が面倒に感じないものなら何でも構いません。記録そのものに時間をかけすぎないことがポイントです。

記録しておくとよいこと

  • 日付と勉強した時間(5分、15分など)
  • やった内容(単語、リスニング、英会話など)
  • 一言メモ(聞き取れた表現、分からなかったこと)

カレンダーに○が並んでいくと、「せっかくここまで続けたから」という気持ちが生まれ、それが次の日の後押しになります。一方で、連続記録にこだわりすぎると、1日休んだだけで気持ちが切れてしまうこともあります。「休んでもいいけれど、2日続けては休まない」くらいのゆるいルールにしておくと安心です。

月に1回ほど、記録を見返す時間も作ってみてください。「先月より勉強した日が増えた」「前は聞き取れなかったフレーズが分かるようになった」など、小さな変化に気づけると、続ける意味を実感しやすくなります。うまくいかなかった週があれば、時間帯や最低ラインを見直すきっかけにもなります。

一人で続かないなら「続く仕組み」を使うのも手

ここまでのコツを試しても、一人ではどうしても続かないという人もいると思います。その場合は、英語学習サービスを使って「続く仕組み」を外から作るのも一つの方法です。レッスンの予約や、担当者による進み具合の確認があると、自分の意志だけに頼らずに勉強のリズムを作りやすくなります。

主なサービスの種類と、続けやすさの面での特徴・注意点をまとめると次のとおりです。料金や内容はサービスごとに大きく異なるので、あくまで選ぶときの目安として見てください。

種類 続けやすくなるポイント 注意したい点
オンライン英会話 レッスンを予約することで、勉強する時間が決まる。人と話すので飽きにくい 話すだけでは単語や文法の復習が足りないこともある
英語コーチング 学習計画づくりや進み具合の確認など、続けるための伴走を受けられる ほかの方法より費用が高めになりやすい。自習時間の確保は必要
英会話スクール 決まった日時に通うので、生活の中に学習の時間が組み込まれる 通う時間や移動が負担になる場合がある
英語学習アプリ スマートフォンですき間時間に始められ、記録も残しやすい 自分で開かないと進まないので、時間を決める工夫は必要

どれが合うかは、「なぜ続かないのか」によって変わります。たとえば、一人だと飽きてしまう人は人と話すオンライン英会話やスクール、計画を立てて守るのが苦手な人は英語コーチング、まとまった時間が取れない人はアプリ、という考え方ができます。

申し込む前に確認したいこと

サービスによっては無料体験を用意しているところもありますが、有無や条件はサービスごとに異なります。料金・解約の条件・レッスンの予約方法などは、申し込む前に必ず各サービスの公式サイトでご確認ください。いきなり長期のプランを選ぶより、まずは短い期間で自分に合うかを試すのがおすすめです。

よくある質問

英語の勉強は1日どれくらいやればいいですか?
目標によって変わるため、決まった正解はありません。ただ、続かないことに悩んでいる段階なら、まずは時間の長さより「毎日ふれること」を優先するのがおすすめです。5分程度の最低ラインから始めて、慣れてきたら少しずつ増やしていきましょう。
サボってしまった日はどうすればいいですか?
1日休んだからといって、それまでの積み重ねがなくなるわけではありません。次の日に最低ラインだけでもやれば、それで立て直しは完了です。何日も空いてしまった場合は、計画が今の生活に合っていない可能性があるので、時間帯や量を見直してみてください。
何から勉強を始めればいいか分かりません。
まずは英語を使いたい場面を1つ決めて、そこから逆算するのがおすすめです。旅行で話したいなら旅行英会話のフレーズ、仕事でメールを読みたいならビジネス英語の基本表現など、目的に近い内容から始めると、勉強の意味を感じやすくなります。
習慣になるまでどれくらいかかりますか?
習慣になるまでの期間は、人や行動の内容によって差があります。「〇日で必ず習慣になる」と決めつけず、記録をつけながら「意識しなくても自然と始められるようになったか」を目安にするとよいでしょう。
やる気が出ない日はどうすればいいですか?
やる気が出るのを待つより、最低ラインの小さな行動だけをやってみるのがおすすめです。アプリを開く、音声を再生するなど、始めるところまでをハードルの低い行動にしておくと、取りかかりやすくなります。

まとめ:今日から始める3ステップ

英語の勉強が続かないのは、意志が弱いからとは限りません。目的があいまい、目標が大きすぎる、時間が決まっていないなど、続かない理由が分かれば、それに合った対策を選べます。そして、「時間を決める」「小さく始める」「記録する」という3つのコツを組み合わせることで、英語の勉強を生活の一部にしやすくなります。

まずは、次の3ステップを今日のうちに決めてみてください。

  1. この記事のチェックリストから、自分に一番当てはまる「続かない理由」を1つ選ぶ
  2. 「いつ・どこで・何を」と、やる気がない日でもできる最低ラインを決める
  3. カレンダーや手帳に、今日やったことを記録する

完璧な計画を立てるより、小さく始めて続けながら調整していくほうが、結果的に長く続きます。一人ではどうしても難しいと感じたら、オンライン英会話や英語コーチングなど、続く仕組みを作れるサービスを検討してみるのもよいでしょう。今日の5分から、英語の勉強を始めてみてください。