オンライン英会話の無料体験や初回レッスンを予約したものの、「英語が出てこなかったらどうしよう」「画面越しに外国人の講師と話すのが怖い」と緊張していませんか。申し込んだのに、当日が近づくと予約を取り消したくなる。そう感じる方もいると思います。
結論から言うと、初回の緊張は「準備できることを先に終わらせておく」ことで小さくしやすくなります。機材の確認、自己紹介の用意、困ったときに使う英語の一言を決めておくだけでも、レッスン中に頭が真っ白になる場面は減らせます。
この記事では、オンライン英会話を始める人・始めたばかりの人に向けて、次の3つを順番に紹介します。
- レッスン前の準備
- レッスン中に使える英語フレーズ(日本語訳つき)
- レッスン後の復習のやり方
サービスごとの料金や仕組みの違いには深入りせず、どのサービスでも使える内容にしぼっています。
この記事の要点
- 初回に緊張するのは自然なことです。うまく話せなくても、レッスンとしては問題ありません
- 前日までに機材・通信・ログイン方法を確認しておくと、当日の不安が減ります
- 自己紹介と「聞き返す」「待ってもらう」などの一言を用意しておくと、黙ってしまう時間を減らせます
- レッスン後は「言えなかった表現」をメモして音読し、次のレッスンで使うのが復習の基本です
- 緊張しやすい人は、短いレッスンや同じ講師に習える仕組みがあるサービスから始める方法もあります
オンライン英会話の初回に緊張する理由と、先に知っておきたいこと
初回に緊張する主な理由は、先が読めない不安です。たとえば次のようなものがあります。
- 何を聞かれるか分からない
- 英語が聞き取れなかったら気まずい
- 機械の操作でもたつきそう
つまり緊張の多くは、英語力そのものより「分からないこと」から来ています。
先に知っておきたいのは、オンライン英会話が英語を練習したい人のためのサービスだということです。生徒が英語をうまく話せないことは、レッスンの前提です。聞き返す、言葉に詰まる、メモを見ながら話す。どれも失礼でも失敗でもありません。むしろ「分からない」と伝えられることが、レッスンを有効に使う第一歩です。
サービスによっては、初回や無料体験のレッスンで自己紹介やレベルの確認、使い方の説明をすることもあります(内容はサービスによって違います)。「今日はどんな感じか様子を見る日」くらいの気持ちで臨むと、気が楽になります。
初回のゴールは小さく決める
準備1:機材・通信・場所を前日までに整える
当日の緊張を大きくするのは、「音が出ない」「ログインできない」といったトラブルです。英語とは関係のない部分なので、前日までに確認しておけば防ぎやすくなります。
用意するもの
パソコン・タブレット・スマートフォンのどれで受けられるかは、サービスによって違います。教材を画面に表示しながら話すなら、画面の大きいパソコンやタブレットのほうが見やすいでしょう。
マイク付きのイヤホンやヘッドセットもあると便利です。講師の声が聞き取りやすくなり、自分の声も周りの音が混ざりにくくなります。
レッスンを受ける仕組みを確認する
レッスンの受け方は、サービス独自のレッスン画面、専用アプリ、ビデオ通話ツールなど、サービスごとに異なります。次の準備は前日までに済ませておきましょう。
- アプリのインストール
- ログインの確認
- カメラとマイクの使用許可の設定
接続テストの機能があるサービスなら、一度試しておくと安心です。必要な受講環境は、各サービスの公式サイトでご確認ください。
場所と時間
家族の声や生活音が入りにくい、静かな場所を選びます。その場所で通信が安定しているかも確認しておきましょう。当日はレッスン開始の10分ほど前に準備を終え、飲み物なども用意しておくと落ち着いて始められます。
前日までのチェックリスト
- パソコン・スマートフォンの充電、または電源の確保
- マイク付きイヤホン・ヘッドセットの動作確認
- アプリのインストールとログインの確認
- カメラとマイクの使用許可(ブラウザやアプリの設定)
- 通信が安定する場所の確保
- メモ用のノートとペン、または辞書アプリ
- 自己紹介のメモ(次の章で作ります)
カメラをオンにするのが不安な方もいると思います。サービスや講師によってはカメラをオフにして受けられる場合もありますが、扱いはサービスごとに違います。事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
準備2:自己紹介と「話すネタ」を用意しておく
初回のレッスンは、自己紹介から始まることがよくあります。ここで言葉に詰まると緊張が強くなりやすいので、英文を作って声に出して練習しておきましょう。
そのまま使える自己紹介のひな形
次の文の「○○」を自分に合わせて入れかえれば、短い自己紹介が作れます。
| 英語 | 日本語訳 |
|---|---|
| Hi, my name is ○○. Please call me ○○. | こんにちは、○○です。○○と呼んでください。 |
| I’m from ○○, Japan. | 日本の○○出身です。 |
| I work at ○○. / I’m a student. | ○○で働いています。/学生です。 |
| I’m learning English for my job. | 仕事のために英語を勉強しています。 |
| This is my first lesson, and I’m a little nervous. | 今日が初めてのレッスンで、少し緊張しています。 |
| Please speak slowly. | ゆっくり話してください。 |
特に「This is my first lesson, and I’m a little nervous.」は、最初に伝えておきたい一言です。緊張していることを先に伝えておけば、講師も話すスピードや言葉選びを考えやすくなります。緊張を隠す必要はありません。
予習のやり方
- 自己紹介の英文を、紙やスマートフォンのメモに書く
- 声に出して3回ほど読み、つかえる単語を確認する
- 趣味や週末の過ごし方など、聞かれそうな話題を1〜2個、短い英文にしておく
- 使う教材が決まっていれば、最初のページの単語に目を通しておく
完璧な英文を作る必要はありません。中学で習う文法で十分なので、「自分が言える短い文」を用意することを優先しましょう。文法を基本からやり直したい方は、英語の勉強は何から?社会人のやり直し4ステップと1日の時間目安も参考にしてください。
レッスン中に使える英語の一言【日本語訳つき】
レッスン中に緊張が強くなるのは、聞き取れないときや言葉が出てこないときです。どうしていいか分からず、黙ってしまう瞬間がいちばん苦しく感じます。困ったときの一言をいくつか決めておけば、その沈黙を「やり取り」に変えられます。
| 場面 | 英語 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 聞き取れない | Could you say that again, please? | もう一度言っていただけますか。 |
| 速くて分からない | Could you speak more slowly, please? | もう少しゆっくり話していただけますか。 |
| 単語の意味を聞く | What does ○○ mean? | ○○はどういう意味ですか。 |
| 文字で見たい | Could you type it in the chat box? | チャットに書いていただけますか。 |
| 分からない | Sorry, I don’t understand. | すみません、分かりません。 |
| 待ってほしい | Just a moment, please. | 少しお待ちください。 |
| 考えたい | Let me think. | 考えさせてください。 |
| 英語が出てこない | How do you say ○○ in English? | ○○は英語で何と言いますか。 |
| 確認したい | Is this correct? | これで合っていますか。 |
| 音の確認 | Can you hear me okay? | 私の声は聞こえていますか。 |
| 声が聞こえにくい | I can’t hear you well. | 声がよく聞こえません。 |
| 回線の不調 | My internet connection is unstable. | 回線が不安定です。 |
| 終わりのあいさつ | Thank you for today’s lesson. | 今日のレッスンをありがとうございました。 |
「How do you say ○○ in English?」の○○に日本語の単語を入れても、講師に通じないことがあります。その場合は、簡単な英語で説明してみましょう。辞書アプリで調べて「Is this correct?」と確認する方法もあります。
ここで紹介した表現の一部は、毎日1英文のシリーズで詳しく解説しています。
「待ってほしい」ときは Hold on a second. も使えます。講師に対しては、Just a moment, please. のほうがていねいに聞こえます。
フレーズは紙に書いて手元に置く
レッスン後の復習のやり方
レッスンが終わると、ほっとしてそのままにしてしまいがちです。ただ、オンライン英会話で力をつけるには復習が大切です。レッスン中に言えなかったことを、次のレッスンまでに言えるようにしておきましょう。初回のあとに復習の流れを作っておくと、2回目以降の緊張も減らしやすくなります。
- レッスン直後に、言いたかったのに言えなかった表現を日本語でメモする
- 講師がチャットに書いてくれた単語や文を、ノートやメモアプリに写す(レッスン後にチャットが見られなくなる場合に備えて、終わる前に保存しておく)
- メモした日本語を英文にする。分からないものは辞書などで調べる
- できあがった英文を、声に出して3〜5回読む
- 次のレッスンの最初に、その英文を1つ使ってみる
復習は1回10〜15分ほどから始めれば十分です。大切なのは時間の長さより、レッスンのたびに同じ流れをくり返すことです。たとえば自己紹介で趣味をうまく言えなかったなら、その英文を作って練習し、次回の自己紹介で言い直します。それだけでも確実に前に進めます。
復習ノートの書き方の例
- 言いたかったこと(日本語):週末は家で映画を見ることが多い
- 英文:I usually watch movies at home on weekends.
- 講師に直された点:「watch a movie」と言ったが、習慣の話なので「watch movies」のほうが自然
レッスンの記録やフィードバックを残してくれるサービスなら、それを見返すのも役立ちます。講師の言い回しを音声で練習したい方は、シャドーイングのやり方【初心者向け6ステップ】を復習に取り入れるのもよい方法です。
どうすれば効果が出やすいかを知りたい方は、オンライン英会話の効果は?伸びる人の特徴と効果を高める使い方もあわせて読んでみてください。勉強が続くか心配な方には、英語の勉強が続かない人へ|理由別の対策と習慣化の3つのコツも参考になります。
緊張しやすい人が始めやすいサービスの特徴
ここまで紹介した準備や復習は、どのサービスでも同じように使えます。そのうえで緊張しやすい人は、次のような仕組みがあるサービスから始めると、ハードルを下げやすくなります。
緊張しやすい人がチェックしたい仕組み
- 短い時間のレッスンがある、または途中で終えられる
- 同じ講師に続けて習える(担任制など)
- 初心者向けの教材や、文法の復習から始められる内容がある
- 無料体験があり、レッスンの流れを先に確かめられる
ここでは、こうした仕組みがある3つのサービスを例として紹介します。料金・講師・プランの細かい違いは、次の記事で詳しく比べています。
| サービス | Aleva | ウィリーズ英語塾 | ネイティブキャンプ |
|---|---|---|---|
| 料金 | 月額4,950円〜(税込・時間帯プラン)/スタンダード 7,480円 | 25分 週1回 月3,300円〜/50分 週1回 月5,280円〜(税込・社会人コース) | 月額7,480円(税込・プレミアムプラン) |
| 無料体験 | 8日間の無料体験(カード登録が必要) | 無料体験2回(カード登録不要) | 7日間の無料体験(期間中はレッスン回数無制限) |
| 1回の時間 | 10分または25分 | 25分または50分 | 最大25分 |
| 受講できる時間 | 5:00〜24:00(プランによって違う) | 毎日 6:00〜23:55 | 24時間365日 |
| 講師 | 研修を受けたフィリピン人講師 | 担任講師(宿題あり) | 世界各国の講師(日本人・ネイティブ講師も在籍) |
| 公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Aleva:1回10分のレッスンから始められる
Aleva
は初心者向けのオンライン英会話で、1回10分のレッスンから始められます。中学文法の復習から始められるので、英語を話すのが久しぶりという方でも取り組みやすい作りです。予約不要の「まもなくレッスン」もあります。
無料体験は8日間で、カード登録が必要です。体験後のプランの扱いは、公式サイトでご確認ください。詳しくはAleva(アレバ)の評判と特徴で解説しています。
Aleva
PR初心者向け。1回10分のレッスンから始められる
- 予約不要の「まもなくレッスン」がある
- 予約料・講師の指名料が0円
- 中学文法の復習から始められる
- 料金
- 月額4,950円〜(税込・時間帯プラン)/スタンダード 7,480円
- 無料体験
- 8日間の無料体験(カード登録が必要)
- 10分レッスンで、初心者でも負担が少なく始められる
- 時間帯を絞ったプランなら月4,950円で続けられる
- 予約不要のレッスンがあり、思い立ったときに受けられる
- 講師はフィリピン人講師で、ネイティブ講師・日本人講師の記載はない
- レッスン回数は1日の上限が決まっていて、受け放題ではない
- 納めた受講料は原則返金されず、日割りもない
ウィリーズ英語塾:毎週同じ担任講師に習える
ウィリーズ英語塾
では、毎週同じ担任講師に習える固定担任制を選べます。毎回講師が変わると、そのたびに自己紹介から始めることになります。同じ講師なら2回目以降は顔見知りの相手と話せるので、緊張を減らしやすい仕組みです。
50分のレッスンでじっくり練習できるのも特徴です。無料体験は2回で、カード登録は不要です。詳しくはウィリーズ英語塾の評判と特徴をご覧ください。
ウィリーズ英語塾
PR毎週同じ担任講師に習える固定担任制を選べる
- 固定担任制と自由予約制を同じ料金で選べる
- 50分のレッスンでじっくり練習できる
- 英検・TOEIC・VERSANT・子どもなど目的別のコースがある
- 料金
- 25分 週1回 月3,300円〜/50分 週1回 月5,280円〜(税込・社会人コース)
- 無料体験
- 無料体験2回(カード登録不要)
- 同じ担任講師に毎週習えるので、目標や苦手を共有しやすい
- 予定に合わせて、固定担任制と自由予約制を選べる(料金は同じ)
- 無料体験が2回あり、カードの登録なしで試せる
- 週の回数で料金が決まるので、たくさん受けるほど月額が上がる
- 固定担任制は曜日・時間が決まるため、予定が変わりやすい人には合いにくい
- 宿題や反復練習があり、レッスン以外の時間も必要
ネイティブキャンプ:5〜25分の間で自由に終えられる
ネイティブキャンプ
は、予約なしで受けられる「今すぐレッスン」が回数無制限のサービスです。レッスンは5〜25分の間で自由に終えられるので、「最初は5分だけ話してみる」といった使い方もできます。
7日間の無料体験があり、期間中はレッスンを回数無制限で受けられます。詳しくはネイティブキャンプの評判と特徴で紹介しています。
ネイティブキャンプ
PR予約なしの「今すぐレッスン」が回数無制限。24時間365日
- 予約不要のレッスンが回数無制限
- 5〜25分の間で自由にレッスンを終えられる
- 日本人講師・ネイティブ講師も在籍(予約・オプション)
- 料金
- 月額7,480円(税込・プレミアムプラン)
- 無料体験
- 7日間の無料体験(期間中はレッスン回数無制限)
- 回数を気にせず、1日に何回でもレッスンを受けられる
- 予約が不要なので、空いた時間にすぐ始められる
- 24時間受けられるので、早朝や深夜しか時間が取れない人でも使える
- 人気の講師や時間帯は、今すぐレッスンで待つことがある
- 同じ講師に続けて習いたい場合は、予約(コイン)が必要
- 受け放題を活かせないと、回数制のサービスより割高になる
よくある質問
初回のレッスンで頭が真っ白になったらどうすればいいですか?
講師の英語がほとんど聞き取れません。続けても大丈夫ですか?
カメラはオンにしないといけませんか?
初回のあと、どのくらいのペースで受ければいいですか?
無料体験だけ受けて、続けなくても問題ありませんか?
まとめ:準備をしておけば初回の緊張は小さくできる
オンライン英会話の初回に緊張するのは、多くの人に共通する自然なことです。緊張の多くは「分からないこと」から来ているので、事前にできることを済ませておくと気持ちが楽になります。この記事で紹介したポイントを振り返ります。
- 前日までに、機材・ログイン・通信・場所を確認する
- 自己紹介と、聞かれそうな話題を短い英文にして声に出しておく
- 「聞き返す」「待ってもらう」などの一言を、紙に書いて手元に置く
- レッスン後は、言えなかった表現をメモ→英文にする→音読→次回に使う、の流れで復習する
初回の目標は小さくてかまいません。まずは1回受けてみることが、緊張を減らすいちばんの近道です。どのサービスで始めるか迷っている方は、オンライン英会話おすすめ9社を比較|料金・講師・無料体験で選ぶ【目的別】で、目的に合わせて比べてみてください。
